アスファルトとは
複数の炭化水素混合物である
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アスファルテン 20% H/C 1.1〜1.2 |
分子量2000から20000暗褐色から漆黒色
硫黄や酸素の含有量多し多環芳香族ナフテン系炭化水素 |
マルテン、樹脂成分 25% H/C 1.3〜1.4 |
分子量650〜2000 暗褐色重質粘着性
多環構造だがアスファルテンより小さくアルキル基長く枝数多い |
オイル、油状成分 55% H/C 1.9〜2.0パラフィン H/C 1.5芳香族 |
分子量300〜700暗褐色高粘度油状炭化水素
アスファルテンの分散媒
アスファルテン及びマルテン樹脂成分などの極性多環炭化水素がアスファルトにおける重要な性質即ち常温における粘弾性の元になる極性分子の大きな集合構造(コロイド構造)を形成する。
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アスファルトの種類 |
■天然アスファルト Gilsonite
■石油アスファルト Straight Asphalt
石油精製時の蒸留残渣
■道路舗装材及防水材用アスファルト
Blown Asphalt
Straight Asphaltを250℃に加熱し空気を吹き込み酸化重合する。 酸素含有官能基は60%程度エステル基になる。
■改質アスファルト
Modified Asphalt
熱可塑性エラストマー樹脂可塑材(SBS SEBS等)や燃可塑性樹脂(PEE、エチレン醋ビコポリ等)アスファルトに添加し粘弾性粘着性などを改善する。
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